ニューストップ  > 経済・ビジネス  > FX比較  > 投資をするなら株?FX?

投資をするなら株?FX?

今人気の高い投資といえば、「株取引」と「FX」です。 二つの投資のメリットとデメリットはどこにあるのでしょう。まずは比べてみて、あなたに合った投資スタイルを探しましょう。

証券取引市場とFX(外国為替取引)市場

証券取引市場とFX(外国為替取引)市場株の取引は、証券取引所で行います。東証一部とかジャスダック、大証、マザーズ、ヘラクレスなどニュースで聞いたことがあるかもしれませんが、これらが証券取引所です。また、株を発行する段階から売買が行われる流通までを総合して市場といいます。では、証券取引所に行けば取引が出来るかと言うと、そうではありません。私たちが直接株の取引をすることはできないのです。取引は会員である証券会社を通じて行われます。株式市場は、企業が資金調達と資本運用を効率よく実施するためにできた仕組みなのです。

  一方の外国為替市場は通貨の交換を行う市場で、とても大きく個人の投資家だけではなく、世界中の金融機関、一般企業、機関投資家も参加しています。ところが、この外国為替市場は、銀行と銀行をつなぐネットワークを指していて、そういう場所があるわけではありません。これら銀行同士が取引するネットワークのことを「インターバンク市場」と呼び、私たち個人の投資家や一般企業、機関投資家など世界中から集まった投資家が24時間取引しています。FXで外貨を取引する時も、私たちが出した注文にFX会社はこのインターバンク市場で外貨を調達してくるのです。

市場規模の違いと取引時間

市場規模の違いと取引時間 外国為替市場(FX市場)の特徴は、なんといっても参加者の多さです。世界中の金融機関、一般企業、機関投資家、個人投資家が参加しますので、1日の取引高は約3兆2000億ドルにもなります(2007年、 BIS(国際決済銀行)の調べ)。 国内の株取引で最も大きな市場である東証の取扱高が576兆円(2008年度)。東証が1年間かけて行う売買を外国為替市場は2日もかからないで取引してしまうのです。
市場の規模を比較した場合、外国為替市場の方が圧倒的な大きさであることがわかるでしょう。


  すでに株取引をされた方ならば、「昼間は仕事があるから株取引をしている時間がない…」と感じたことも多いはずです。東証やJASDAQは、9:00~11:00と12:30~15:00の間に取引を行うことができます。それ以外の時間でも証券会社は注文を受け付けていますが、値動きを見ながらの取引は市場が開いていないためできません。それに対し、FXは、世界の通貨取引ですので、地球のどこかで人々が働いている時間は取引できる市場です。月曜朝のウェリントンから金曜夜のニューヨークまで、24時間お休み無く取引が続けられています。ですから、一日のお仕事を終えて帰宅後や夕食後のひととき、就寝前の時間でも取引に参加することができます。

取扱い銘柄と通貨ペアに見る市場

取扱い銘柄と通貨ペアに見る市場 世界でも大きな取引金額を誇る東証の取扱株式銘柄数は1687銘柄(2009年10月現在)。国内の主な市場を加えると一般的な証券会社で売買を行うことのできる銘柄数は約3,000銘柄以上あります。

  一方のFXは、米ドル・円・ユーロ・ポンドなどに代表されるように、世界中で信頼のおける交換可能な通貨を売買しているので、米ドル/円、ユーロ/米ドルなど、主要な通貨ペアは20ペア程度になります。

  銘柄数が多い株取引は、バラエティに富んでいて、たくさんの可能性を秘めているかもしれませんが、数が多くどれを選んでいいのか分からなくなってしまうかもしれません。しっかりと市場の動きを研究して、無理のない投資を行うことが長く取引を続けていく秘けつです。それに対し、20ほどの通貨ペアを取引するFX(外国為替取引)の方が、お仕事が忙しい方やこれから始めてみようという方にとって参加しやすいかもしれませんね。

「買い」と「売り」、取引の始め方

「買い」と「売り」、取引の始め方一般的な株の取引の場合、まず市場に出ている企業の株を買う必要があります。多くの株は時間と共に値段が上がったり下がったりします。安くなった時点でその企業の株を買い、値上がりした時点で売ります。買った金額と売った金額の差が利益になります。従って、値下がりし続ける株では利益を得られません。また、注目している株が、ちょうど良いタイミングに思った値段まで安くなるとは限りませんよね。

  FX(外国為替取引)は外貨を売買して利益を得る取引です。例えば、1ドル=100円の時、10万円をドルに交換すると1,000ドルになります。その後、1ドル=110円になったので、すでに交換してある手持ちの1,000ドルを円に交換します。すると11万円戻ってきました。初めの10万円が11万円になり1万の利益が出たのです。つまり1ドル=100円(円高/ドル安)の時にドルを買い、1ドル=110円(円安/ドル高)の時に円に戻す(円を買う)と利益が得られ、さらに、その逆でも売り買いを逆にすれば、利益を出すことができます。FXの良いところは、円の価値が上がっても下がっても売り買いのタイミングで、いつでも利益を出せることです。

  株取引に比べて柔軟に取引を始められるのがFX(外国為替取引)のメリットなのですね。

トレードをさらに便利にしっかりと

トレードをさらに便利にしっかりと株とFX(外国為替取引)のサービスを比較すると、いくつかのポイントがわかります。

  まずはFXに特有のレバレッジ。元手の金額よりも大きな金額の取引ができるのはレバレッジのおかげです。株の場合、100万円の株が欲しければ100万円を用意しなければいけませんが、FXでは、レバレッジをかけることにより、元手の金額の何倍もの取引ができます。レバレッジはFX会社により違い、10倍から25倍程度が設定されており、レバレッジを大きくかければ大きな利益を得られますが、その分、損失も大きくなります。

  次に手数料。株取引の手数料は価格競争が進み、数百円というところが一般的になってきましたが、FX(外国為替取引)では、無料というところが多くあります。より多くの取引を行おうとするならば見逃せないポイントです。

  最後に、FX(外国為替取引)にはスワップポイントというものがあります。日本円の金利はほぼゼロに近いので金利の高い外貨と交換することによって、その金利差を毎日受け取ることができるのです。これをスワップポイントと言います。頻繁な取引が出来ない場合でも長期的な運用で利益を得ることができます。

  近年、注目を浴びているFX(外国為替取引)には、まだまだ有利な点がたくさんあります。すでに株取引を行っている方にも見逃せないサービスがいっぱい。FX会社を選ぶ時のポイントにしてください。

自分に合ったスタイルで市場に参加

株取引を行っている人なら、FX(外国為替取引)の便利さは、とても良くわかるはずです。数多くのメリットにより、自分に合ったスタイルで投資ができるFXは、より自由に、より便利に投資を楽しみたい方にとって注目すべき投資方法となっています。